インストールのつづき
4. GuestOSの起動とターミナルの設定
VMWareからGuestOSを起動しましょう。アラームのダイアログが出ますが無視。
ターミナルの種類を聞かれますが、VT100でOKなのでそのままEnterを押します。
5. PXEサーバの起動
自分(GuestOS)がインストールサーバになるのでServerを選択します。
6. インストールサーバのネットワーク設定
GuestOSとBIG-IPが直接接続されているはずなので、以下の設定はすべてデフォルトでOKです。
- Use existing DHCP server on subnet [no]?
- IP network [10.1.10]?
- IP address of server 10.1.10.[n] [199]?
- Lower IP range for clients 10.1.10.[n] [200]?
- Upper IP range for clients 10.1.10.[n] [210]?
これらの設定を確定させると転送プロトコルを指定します。これもHTTP(デフォルト)でOKです。
これでインストールサーバが起動しました。
7. BIG-IP側の準備
BIG-IP3600は以下の方法でNetbootします。古いハードウェアだと他の方法もありますが、同じ方法でも大丈夫です。
rootでログインし、
# b db Boot.NetReboot enable
# reboot
でネットブートを有効にした上で再起動します。
再起動後にBIG-IPがDHCPクライアントになりインストールサーバからIPアドレスを取得し、インストーラが起動します。
8. インストールウィザード
BIG-IPが起動してターミナルの種類を指定するとウィザードが始まります。ここでは以下の設定を行います。
- インストールソースの選択(他の場所を指定しないのでNoを選択)
- 起動イメージの選択(HD1.1かHD1.2にします)
- インストールするソフトウェアの選択(1種類しか選択できないと思いますのでそれを)
- 引き継ぎたい設定が入っているパーティションの指定(クリーンインストールの場合はNoneを選択)
- どこのパーティションに何をインストールするかの確認
- デフォルトのブートパーティション・syslog・management portの設定
特に迷うことは無いと思いますが、デフォルトの選択しが[No]だったり[None]になっているので要注意です。
また、最後のブートパーティションやsyslogの設定はデフォルトでOKです。
この後続けるかどうかの確認で[Yes]を指定するとインストールが始まり、その後Enterを押すと再起動します。このときは内蔵ディスクから起動してくれます。ログインプロンプトが出れば完了です。
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