インストール(準備)

BIG-IPを購入すると、出荷時点で最新のOSがインストールされて納品されます。
このため出荷されたときのバージョンをそのまま使用する際には必要ありませんが、インストール手順のメモとして残しておきます。検証環境だとバージョンの上げ下げが結構あると思うので。

準備するもの

  1. VMWare(PlayerでもServerでもESXでも可)
  2. BIG-IPのOSのISOイメージ(AskF5からダウンロード)
  3. シリアルケーブル
  4. Ethernetケーブル

それではインストールの準備に入りましょう。

1. VMWareのセットアップ

VMWareをインストールしたら、GuestOSを作ります。
Ctrl+NでVirtual Machineの作成ウィザードを実行します。
Other Linuxのテンプレートを使用し、メモリを256MBくらいアサインしておけばOKでしょう。
Ethernetの設定をBridge等にして、BIG-IPからGuest OSにアクセスできるようにしておく必要もあります。

2. ISOイメージのダウンロードと起動の指定

AskF5にログインし、左ペーンの"F5 Downloads"をクリックし、PXEサーバになるPC(VMWareを動かすPC)に必要なISOイメージをダウンロードしてきます。

ダウンロード後、GuestOSのCD-ROM deviceの設定で、USE ISO Imageのラジオボタンをクリックし、今ダウンロードしたISOファイルを指定します。

3. ケーブルの接続

下の図の通り、シリアルケーブルとethernetケーブルを接続します。
シリアルケーブルはオペレーション用、ethernetケーブルはOSイメージの転送用です。


準備はここまでで完了です。

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