インストール(準備)
BIG-IPを購入すると、出荷時点で最新のOSがインストールされて納品されます。
このため出荷されたときのバージョンをそのまま使用する際には必要ありませんが、インストール手順のメモとして残しておきます。検証環境だとバージョンの上げ下げが結構あると思うので。
準備するもの
- VMWare(PlayerでもServerでもESXでも可)
- BIG-IPのOSのISOイメージ(AskF5からダウンロード)
- シリアルケーブル
- Ethernetケーブル
それではインストールの準備に入りましょう。
1. VMWareのセットアップ
VMWareをインストールしたら、GuestOSを作ります。
Ctrl+NでVirtual Machineの作成ウィザードを実行します。
Other Linuxのテンプレートを使用し、メモリを256MBくらいアサインしておけばOKでしょう。
Ethernetの設定をBridge等にして、BIG-IPからGuest OSにアクセスできるようにしておく必要もあります。
2. ISOイメージのダウンロードと起動の指定
AskF5にログインし、左ペーンの"F5 Downloads"をクリックし、PXEサーバになるPC(VMWareを動かすPC)に必要なISOイメージをダウンロードしてきます。
ダウンロード後、GuestOSのCD-ROM deviceの設定で、USE ISO Imageのラジオボタンをクリックし、今ダウンロードしたISOファイルを指定します。
3. ケーブルの接続
下の図の通り、シリアルケーブルとethernetケーブルを接続します。
シリアルケーブルはオペレーション用、ethernetケーブルはOSイメージの転送用です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiL8Ll1Kq6-yjxdMMKoiHxmoYLGhCxz85-1g5Huq6vO83lnHQxEDdALozdR-9hDPiB1mwp_39lI9n9X7rCPpgITulDhQhuSSbARyKwX-IiYr-fS3LA-wia-DOzOmhfSxBR2QZntmsQSK1C3/s320/install.png)
準備はここまでで完了です。
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